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沿革(ヒストリー)

HISTORY 1 母体である三協化工の 創設期〜因島への進出

●エスエッチ・サンキョウのルーツは、昭和40年に設立された三協化工株式会社です。三協化工は、大阪・平野区に工場を構え、樹脂の異形押出成型品を製造していました。食器棚のレール、家庭用電灯の傘の部品、学習机の高さ調節用パーツなど、多様なプラスチック押出成型フィルム製品を扱っており、このノウハウが後にエスエッチ・サンキョウにも引き継がれることになります。
 
●昭和62年末、三協化工は、家具金物などを扱う株式会社シモオカとの共同出資で、エスエッチ・サンキョウ株式会社を設立。これは、プラスチック押出成型品に加えて新たな事業として木工フィルム製品へ取り組み、既存の取引先へ新製品として販売しつつ住宅家具分野への営業も促進するためでした。余談ですが、当社の社名にあるSHとは、シモオカ・ハードウェア(Shimooka Hardware)の頭文字に由来しています。
●設立と時を同じくして、エスエッチ・サンキョウは因島を拠点とすることになりました。それ以前の因島では造船が盛んでしたが、造船不況に見舞われた後は多くの人が職を失っており、そのマンパワーを当社で活かすために因島へ進出したのです。こうして、エスエッチ・サンキョウの歴史が因島で幕を開けました。

HISTORY 2 木工フィルム製品への 取り組みと大きな決断

●約15名でスタートした当社。新たな分野への取り組みは決して順風満帆ではありませんでした。三協化工が手掛けていたプラスチック押出成型の技術は活かせるのですが、これから広げていきたい木工フィルムの製造ノウハウはほぼ皆無。フィルムで化粧する製品といっても、樹脂をラッピングするのか木質をラッピングするのかで作り方は異なります。木工フィルムのノウハウを持っている当時の取引先にお願いして従業員をあずかってもらい、まずその習得に励みました。
 
●設立後しばらくして、木工にも樹脂にも対応できるという強みを活かせるようになり、シモオカの取引ルートで部品の注文も徐々に増加。とはいえ、オーダーのボリューム自体は他社に比べると少なく、かけた手間と時間の割には作っても作っても売上が伸びないという状況が続きました。なんとか打破しなければ…。より効率のよい生産体制にするために、まず大きな仕事を受注する必要性がありました。そして平成2年、シモオカとの合弁を解消し、家具金物の部品ではなく、新たな販路開拓の道へ進むことを決断。ここから建材メーカーとの直接取引が始まることになります。

HISTORY 3 建材メーカーとの直接取引で培われてゆく強み

●大きな仕事を取りにいくためには、どこに営業をかけるかがポイントでした。目を付けたのが住宅の建材メーカー。当時の業界では、当社のような小さな部材屋が建材メーカーと直接取引するというのは例を見ないことでした。様々な紆余曲折を乗り越えて営業した末、それまでの常識を覆し、とある建材メーカーとの直取引ルートを拓くことができたのです。
 
 
●建材メーカーと直接取引するということは、建材の部品を供給するだけでなく、最終製品化にもトライするということ。しかも、建材メーカーのニーズに合わせて、大小さまざまなロット数の多種多様な製品づくりに対応する必要があったのです。多様な製品ニーズに自社内ですべて対応するために、社内在庫・受注をコンピュータで管理するシステムを業界に先駆けていち早く導入。また、作る製品に合わせて工場ラインのマシンのセット替えを迅速に行なう必要があったので、そのノウハウも蓄積されました。これらが結果的に、当社の強みになっていくのです。

HISTORY 4 お客様のニーズに応える画期的システムを続々開発

●ダイレクトに建材メーカーと取引をするメリットは他にもありました。直接会話をすることで、お客様のニーズ(ひいては建築現場や市場のニーズ)を的確に捉えることができたのです。それらのニーズに応えるために、従来なかった画期的で新しいやり方やシステムを考案。以下のようなものを提供してきました。

IPシステム

建材メーカーからの多様な注文に迅速に対応するため、コンピュータによる管理を取り入れたIPシステムを開発・導入。作り置きの半製品をストックしておき、受注するたびに必要な製品だけ仕上げてセットで納品。建材メーカーの在庫を削減できる仕組みです。

全自動引戸枠加工機ライン(平成14年)

加工データを入力すると自動で製造される引戸枠専用のラインを開発。生産効率の大幅アップにつながり、当時では前例のない画期的な取り組みでした。

ジャストカット窓枠の専用ライン(平成14年)

現場での施工負担の軽減と作業効率アップのため、窓枠をきちんとした寸法に加工してサッシメーカーへ出荷。

住宅メーカー向け完全邸別生産ラインの構築(平成17年)

住宅メーカーの要望で、窓枠・枠材の邸別出荷を開始。現場のスタッフも含めてアイデアを出し合い、試行錯誤の結果、専用モルダーを独自開発しました。

現場への直送システム開発

よりスピーディな納品を実現するために、物流面の改革にも着手。オーダーから出荷までをシステムで管理し、製品ごとに現場へ直送できるフローを作り上げました。
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