ABOUTSHサンキョウについて

会社からのメッセージ

社員が皆、自信を持って自慢できる会社。
これが、私がめざすエスエッチ・サンキョウです。

当社は、1987年造船不況で市全体が暗いムードになっていた造船の町、広島県因島市(当時)に、大阪から、この造船の町で全く新しい事業をやってやろうとやってきました。スタートは、大阪でやっている樹脂の押出成形と当時住宅の内装建材分野で急激な普及を始めたシート貼り建材の製造です。シート貼り建材の製造については全くのゼロからのスタートでした。

スタート当時、元造船会社勤務の素人人間10人位で、先輩会社の工場見学等の見よう見まねでやってきて、現在は100名を超える従業員数となり、住宅建材業界では名前だけ知っているよと言われるまでになることが出来ました。

ここまで成長させていただいた根本であり、社員たちにも伝え続けてきたことが以下の2点です。

  1. 常に自分の仕事は、決して大企業にも負けないという自信とプライドを持ってチャレンジしなさい。
  2. 仕事で失敗すること多いに結構。但し失敗を糧として次の仕事につなげる努力をして成果を挙げなさい。


いい会社をめざしてもうすぐ30年、これからもより一層の精進を続け、一歩一歩理想に近づいていきたいと思っています。

代表取締役 池田 隆

SHサンキョウの強み

FEATURE01

樹脂も木も扱える技術力

多種多様な建材・部材を製造している当社のまず挙げられる強みは、「樹脂(プラスチック)」も「木」も扱えるということ。堅くて水に強い樹脂、加工しやすく低コストの木、それぞれの長所を活かして製品づくりをしています。また、樹脂と木を組み合わせたハイブリッド製品も開発しており、用途に応じた建材を提供することができます。

../img/樹脂も木も扱える技術力

FEATURE02

ニーズに応える仕組みを創造

お客様とダイレクトにやりとりをすることで、本当のニーズが見えてきます。密接にお客様とタッグを組んで、ニーズを解決するためのアイデアを出し合い、それをカタチにして画期的な仕組みや生産ラインを創ってきました。私たちはただ製品を作るのではなく、ニーズに応える仕組みや設備、それ自体を生み出しているのです。

../img/ニーズに応える仕組みを創造

FEATURE03

職人技とIT技術の融合

当社では、生産する製品に合わせて都度、工場のラインを組み替えます。ラインの機械の部品を製品の形状に合わせてセッティングするのは、人の手と経験による緻密な職人技。一方、在庫や受注についてミスなく効率よく管理できるように、早くからコンピュータシステムでの管理体制を導入。職人技とIT技術の融合で、お客様のニーズに応えています。

../img/職人技とIT技術の融合

FEATURE04

お客様に在庫が発生しない単納期システム

加工途中の“仕掛かり品”をストックしておき、受注と在庫をシステム管理することで、注文を受けてから納品までスピーディに対応。さらに、現場へ部材を直接納品できる当社独自の仕組みを確立し、圧倒的な短納期を実現しています。お客様自身は在庫を抱えることなく、必要なときに必要な数だけ必要な部材を発注することができます。

../img/お客様に在庫が発生しない単納期システム

FEATURE05

完成度の高い製品を提供

自動加工機などを駆使して、従来は現場で加工している部分を当社で先に加工し、使いやすい状態にした部材を出荷しています。加工度の高い製品を提供するため、現場での大工職人の負担軽減、工期の短縮などにもつながっています。

../img/完成度の高い製品を提供

沿革(ヒストリー)

  • 母体である三協化工の 創設期〜因島への進出

    HISTORY01

    母体である三協化工の 創設期〜因島への進出

    • エスエッチ・サンキョウのルーツは、昭和40年に設立された三協化工株式会社です。三協化工は、大阪・平野区に工場を構え、樹脂の異形押出成型品を製造していました。食器棚のレール、家庭用電灯の傘の部品、学習机の高さ調節用パーツなど、多様なプラスチック押出成型フィルム製品を扱っており、このノウハウが後にエスエッチ・サンキョウにも引き継がれることになります。
    • 昭和62年末、三協化工は、家具金物などを扱う株式会社シモオカとの共同出資で、エスエッチ・サンキョウ株式会社を設立。これは、プラスチック押出成型品に加えて新たな事業として木工フィルム製品へ取り組み、既存の取引先へ新製品として販売しつつ住宅家具分野への営業も促進するためでした。余談ですが、当社の社名にあるSHとは、シモオカ・ハードウェア(Shimooka Hardware)の頭文字に由来しています。
    • 設立と時を同じくして、エスエッチ・サンキョウは因島を拠点とすることになりました。それ以前の因島では造船が盛んでしたが、造船不況に見舞われた後は多くの人が職を失っており、そのマンパワーを当社で活かすために因島へ進出したのです。こうして、エスエッチ・サンキョウの歴史が因島で幕を開けました。
  • 木工フィルム製品への 取り組みと大きな決断

    HISTORY02

    木工フィルム製品への 取り組みと大きな決断

    • 約15名でスタートした当社。新たな分野への取り組みは決して順風満帆ではありませんでした。三協化工が手掛けていたプラスチック押出成型の技術は活かせるのですが、これから広げていきたい木工フィルムの製造ノウハウはほぼ皆無。フィルムで化粧する製品といっても、樹脂をラッピングするのか木質をラッピングするのかで作り方は異なります。木工フィルムのノウハウを持っている当時の取引先にお願いして従業員をあずかってもらい、まずその習得に励みました。
    • 設立後しばらくして、木工にも樹脂にも対応できるという強みを活かせるようになり、シモオカの取引ルートで部品の注文も徐々に増加。とはいえ、オーダーのボリューム自体は他社に比べると少なく、かけた手間と時間の割には作っても作っても売上が伸びないという状況が続きました。なんとか打破しなければ…。より効率のよい生産体制にするために、まず大きな仕事を受注する必要性がありました。そして平成2年、シモオカとの合弁を解消し、家具金物の部品ではなく、新たな販路開拓の道へ進むことを決断。ここから建材メーカーとの直接取引が始まることになります。
  • 建材メーカーとの直接取引で培われてゆく強み

    HISTORY03

    建材メーカーとの直接取引で培われてゆく強み

    • 大きな仕事を取りにいくためには、どこに営業をかけるかがポイントでした。目を付けたのが住宅の建材メーカー。当時の業界では、当社のような小さな部材屋が建材メーカーと直接取引するというのは例を見ないことでした。様々な紆余曲折を乗り越えて営業した末、それまでの常識を覆し、とある建材メーカーとの直取引ルートを拓くことができたのです。
    • 建材メーカーと直接取引するということは、建材の部品を供給するだけでなく、最終製品化にもトライするということ。しかも、建材メーカーのニーズに合わせて、大小さまざまなロット数の多種多様な製品づくりに対応する必要があったのです。多様な製品ニーズに自社内ですべて対応するために、社内在庫・受注をコンピュータで管理するシステムを業界に先駆けていち早く導入。また、作る製品に合わせて工場ラインのマシンのセット替えを迅速に行なう必要があったので、そのノウハウも蓄積されました。これらが結果的に、当社の強みになっていくのです。
  • お客様のニーズに応える画期的システムを続々開発

    HISTORY04

    お客様のニーズに応える画期的システムを続々開発

    • ダイレクトに建材メーカーと取引をするメリットは他にもありました。直接会話をすることでお客様のニーズ(ひいては建築現場や市場のニーズ)を的確に捉えることができたのです。それらのニーズに応えるために、従来なかった画期的で新しいやり方やシステムを考案。以下のようなものを提供してきました。
      IPシステム
      建材メーカーからの多様な注文に迅速に対応するため、コンピュータによる管理を取り入れたIPシステムを開発・導入。作り置きの半製品をストックしておき、受注するたびに必要な製品だけ仕上げてセットで納品。建材メーカーの在庫を削減できる仕組みです。
      全自動引戸枠加工機ライン(平成14年)
      加工データを入力すると自動で製造される引戸枠専用のラインを開発。生産効率の大幅アップにつながり、当時では前例のない画期的な取り組みでした。
      ジャストカット窓枠の専用ライン(平成14年)
      現場での施工負担の軽減と作業効率アップのため、窓枠をきちんとした寸法に加工してサッシメーカーへ出荷。
      住宅メーカー向け完全邸別生産ラインの構築(平成17年)
      住宅メーカーの要望で、窓枠・枠材の邸別出荷を開始。現場のスタッフも含めてアイデアを出し合い、試行錯誤の結果、専用モルダーを独自開発しました。
      現場への直送システム開発
      よりスピーディな納品を実現するために、物流面の改革にも着手。オーダーから出荷までをシステムで管理し、製品ごとに現場へ直送できるフローを作り上げました。

会社概要

会社名
エスエッチ・サンキョウ株式会社
創業
昭和62年12月
業務内容
ラッピング製品の製造販売
Vカット製品の製造販売
住宅用各種部材、部品の製造販売
代表者
池田 隆
社員数
118名
資本金
9600万円
所在地
  • 本社・本社工場
    〒722-2211
    広島県尾道市因島中庄町文久新開4895-15
    TEL:0845-24-3381 FAX:0845-24-3380
  • 加西事業所
    〒675-2431
    兵庫県加西市島町238番地
    TEL:0790-27-8568 FAX:0790-27-8630
  • 浦崎事業所
    〒720-0551
    広島県尾道市浦崎町1852-1
    TEL:0848-73-3601 FAX:0848-73-2791
  • 岸和田事業所
    〒596-0011
    大阪府岸和田市木材町17番地2
    TEL:072-430-6660 FAX:072-430-6668
関連会社
  • 三協化工株式会社(本社・大阪工場)
    〒547-0001
    大阪市平野区加美北6丁目2番22号
    TEL:06-6792-6825 FAX:06-6793-6200
  • 三協化工株式会社(因島工場)
    〒722-2211
    広島県尾道市因島中庄町文久新開4895-17
    TEL:0845-24-3384 FAX:0845-26-2000
  • 株式会社サンキョウエポック
    〒113-0034
    東京都文京区湯島3-37-4
    HF湯島ビルディング1F
    TEL:03-5807-8160 FAX:03-3836-1033
  • イケモク株式会社
    〒322-0252
    栃木県鹿沼市加園1085
    TEL:0289-60-7700 FAX:0289-60-7701
主要取引先
(五十音順)
旭化成ホームズ(株)
積水ハウス(株)
大建工業(株)
ナスラック(株)
南海プライウッド(株)
パナホーム(株)
三井ホーム(株)
LIXIL(株)